自分の体力や子育てや家庭のことを考て、在宅ワークしてみようと思う方はおそらく、30代~50代ではないかと思います。でも、年齢がマイナスになるんじゃないか、と思っていませんか。
私もアラフォーでウェブデザイナーに転職しましたので、お気持ちは良く分かります。
実際のところ、年齢はどこまで関係するのでしょうか。今回は、実体験をもふくめて、実際どうなの?をまとめました。
1. 正社員転職の場合、未経験からだと30代、40代がひとつのボーダーに
Webデザイン業界で働く方法は、大きく分けて「企業に就職する」か「フリーランスで働く」かの二択です。
企業に就職する場合、30代の社員には、チームをまとめ、プロジェクトを主体的に進めるようなマネジメント要素が求められることが多くなります。
未経験者の場合の募集は、20代に比べてハードルが上がる傾向があり、35歳くらいまでが、企業が想定している年齢層の目安になります。
つまり、未経験から正社員を目指す場合、30代後半から40代にかけてが、ひとつのボーダーラインになりやすいようです。
でも、諦めるのはまだ早い!
Webデザインの仕事で活かせる前職での経験や知識があれば、年齢に関係なく採用される可能性もあります。
自分のスキルや経験の棚卸をして、職務経歴書にまとめておきましょう。
2. 50代からは、フリーランスを目指すのがおすすめ
フリーランスのWebデザイナーには、年齢制限がありません。
クラウドソーシングサイトで案件に応募したり、前職のつながりや、知人からの紹介で仕事を得たりするケースもあります。
企業への就職では年齢が判断材料の一つになりますが、フリーランスとして仕事を受ける場合、クライアントが見ているのは「どんな仕事ができるか」です。
最初は企業への就職がうまくいかなくても、フリーランスとして経験を積んだ後、その実績が評価されて企業に転職できた、というケースもあります。年齢が上がるほど、フリーランスという選択肢の価値は大きくなっていきます。
Webデザイナーの仕事は、ホームページ制作だけにとどまりません。その企業のイメージアップのためのアドバイスをしたり、商品開発のアイデア提供など、コンサルに近い仕事をすることになったというケースも。過去の経験をフル活用してください。
3. 40代以上は経験を武器にしよう!
Webデザインは若い人の仕事というイメージを持つ方もいるかもしれません。最新の流行を追うスピードでは、若い世代が得意な部分もあるでしょう。
しかし、Webサイトやアプリの制作を依頼するクライアントの多くは、30代から50代の経営者や管理職です。
クライアントが求めているのは、見た目が新しいものを作ることだけではなく、ビジネスの背景を理解し、同じ目線で対話できることであるケースも多くあります。
これまでの社会経験を通して、組織の仕組みや商売の難しさ、人間関係の機微を知っていること。クライアントが言葉にできない不安や、その業界ならではの慣習を察して、「それなら、このような見せ方にするのが良いですね」と提案できる力。これは、40代以上だからこそ持っている強みです。
たとえば、営業職の経験があれば「どう伝えれば人の心が動くか」という視点を、広告やキャッチコピー、写真の見せ方に活かせます。事務職や管理職の経験があれば、「情報を正確に整理し、わかりやすくまとめる」習慣が、使いやすいサイト構造をつくる情報設計のスキルにつながります。
これまで歩んできた道や試行錯誤してきた経験が、誰かの悩みを解決するための具体的な手段に変わっていきます。
4. 重視されるのは、経験・実績・ポートフォリオ
未経験からの正社員採用が難しくなる年代であっても、企業に必要とされる能力や経験、知識を持っていれば、専門家やアドバイザーのような立場で採用される可能性もあります。
ここで重要になるのが、ポートフォリオです。自分の作品をまとめ、いつでも見せられる状態にしておくこと。これは年齢を問わず、Webデザイナーとして仕事を得るための共通の武器になります。
ポートフォリオは紙に印刷したものだけでなく、ホームページやSNS、PDFなどの電子データでも構いません。クラウド上に保存しておけば、いつでもどこでも見せることができ、思いがけないところで仕事につながることもあります。
「年齢」という一つの情報だけでなく、「何ができるか」を具体的に見せられること。これが、年齢を重ねてから挑戦する人にとって大きな意味を持ちます。実際に、はじめは企業への就職がうまくいかなくても、フリーランスとして経験を積み、その実績が評価されて企業に転職できたというケースもあるようです。ポートフォリオは、年齢を超えて評価されるための、いちばん確かな手段といえそうです。
5. 40代からでスキル習得が早い人は、「恥ずかしい」を捨てた人
デジハリには40代以上の生徒さんが数多く在籍しています。
難しい技術が身に付けられるのか心配、、という方も多いのですが、中には驚異的なスピードで身に付ける方もいらっしゃいます。
そういう生徒さんに共通することがありました。それは
「分からなかったらすぐ質問する」ということです。
20~30代は、大勢の前で質問するのは気が引ける、、失敗したら恥ずかしいという気持ちがまだちょっとありますよね(これもまたかわいいのですが、、)
これは私の経験でもあるのですが、40代以上は恥ずかしがっているヒマはないのです。
早く終わらせて家に帰らないと、子供が帰ってきちゃう!
先生に質問をできるだけしないと、受講料がもったいない!なんなら、先生の隣の席に座っちゃいます。
その結果、パソコンもあまり触ったことがないとおっしゃっていた方も、みるみるうちに上達。
恥ずかしいを捨てると、スキルとチャンスを掴み取れるかもしれません。
まず説明会に行ってみよう
年齢によって、Webデザイナーとして働くための戦略は変わってきます。しかし、「スキルを身につける→仕事を探す→経験を積む」という流れそのものは、どの年代でも変わりません。
「もう遅いかもしれない」と感じている方も、まずは現実的な選択肢を知ることから始めてみませんか。年齢に応じて取れる道筋が違うとわかれば、見えてくる景色も変わってくるはずです。
デジタルハリウッドSTUDIO青森の説明会では、年齢や経験に応じた学び方、仕事の探し方について、スタッフが丁寧にご説明します。「自分の場合はどうなのか」を相談できる場として、ぜひ気軽にお越しください。

