6月18日(土)にデジハリ渋谷校の卒業生である泰道ゆりかさんを特別ゲストにお招きして、「私らしく働く」を叶える!銀行員からWebデザイナーへのキャリアチェンジを開催しました。
今回のイベントは「卒業生トークイベント」で、イベントの進行や対談を青森校の卒業生が担当。
全国から43名の方がオンラインでご参加くださり、終了時刻を過ぎるほど盛り上がったイベントとなりました。
泰道さんと対談したキャナデイ綾香がレポートします!
未経験からWebデザイナーになれる?疑問や実際の働き方を質問しました!
Webデザイナーへのキャリアチェンジのリアルに関する6つのトピックを準備!
独立して4年半になる泰道ゆりかさんにお話を伺いました!
トピックの詳細は以下の内容です。
- 未経験からフリーランスWebデザイナーになったきっかけ
- デジハリ在学中の勉強方法や勉強時間、心がけていたこと
- フリーランスWebデザイナーになってよかったこと、大変だったこと
- フリーランスでも安定した収入を理想の収入を得る方法
- 初めての実案件の獲得方法
- 妊娠・出産・育児とWebデザイナーの仕事を両立するコツ
Webデザイナーへのキャリアチェンジのリアルについて対談
未経験からフリーランスWebデザイナーになった泰道さんに、独立を来月に控えた青森校卒業生がリアルな質問をしました。
未経験からフリーランスWebデザイナーになったきっかけ
フリーランスWebデザイナーを目指したきっかけを教えてください!
銀行員時代に体調を崩したことがきっかけで、手に職をつけて会社に縛られずに働きたいと思ったからです。
体調不良がきっかけで「手に職をつける」「好きなこと」を模索したそうです。
ネイルスクールや簿記の勉強など、色々とチャレンジをした中でWebデザインという仕事を知り、やってみたらデザインがすごく楽しかったとお話していました。
最初は就職を視野に入れてデジハリの就職サポートを活用していましたが、「体調不良の経験から心が動かなかった」理由でフリーランスWebデザイナーになろうと考えたとのこと。
ご自身の気持ちを大切にして決めた働き方でした。
デジハリ在学中の勉強方法や勉強時間、心がけていたこと
在学中の勉強方法や心がけていたことを教えてください!
仕事が終わったらスクールに行くスタイルで、実案件を意識して先生に質問していました!
意外にも自宅で勉強できるタイプではなかったそうです。
スクールに通うことでWebデザイン学習に集中できる環境づくりをされていました。
スクールの課題などは常に実案件を意識していたとのこと。「実際のお客様の場合だったら」という視点で先生に質問していたんですね。
ただ学習するのではなく、目的をもって勉強することがスクールを有効活用できるポイントです。
フリーランスWebデザイナーになってよかったこと、大変だったこと
フリーランスWebデザイナーになってよかったこと、大変だったことが知りたいです!
自分に合った形で働けることはいちばんよかったことですが、プライベートがなくなるくらい忙しくなった時期は大変でした。
銀行員時代は決められたルールの上で働くことが求められていたとのこと。
当時の泰道さんは自分のことがわからず、自分に自信を持てなかったそうです。
フリーランスWebデザイナーになって、お客様のために自由に発想して企画や提案していく楽しさを実感!
仕事だけではなく人生も楽しくなったと話していたのがとても印象的でした。
一方で独立初期はお客様の対応や制作を全て一人でやっていたため、プライベートがなくなるくらい忙しく働いていた時期もあり、チームをつくるきっかけとなったと言います。
フリーランスでも安定した収入を理想の収入を得る方法
フリーランスでも安定した収入、理想の収入を得ることはできますか?
やり方次第で安定した収入をつくれます!理想の収入は自分で目指す収入を明確にすることが大切です。
安定した収入をつくるためには、お客様に継続して携わらせていただくことがポイントだと話す泰道さん。
毎月お仕事をいただける企業の業務委託案件で安定をつくっていくことも鍵になります。
業務案件のエージェントを活用したり、商工会議所など企業の方が足を運ぶような場所に自ら参加することもチャンスになるそうです。
理想の収入については、「この金額だと安心できて生活できる」というラインを明確にすることが大切とのこと。
自分の基準をしっかり持っておくことが理想の収入を得るための第一歩です。
初めての実案件の獲得方法
初めての実案件はどのように獲得されましたか?
デジハリの卒業案件が初めてのホームページ制作案件でした。SNSを使って営業してクライアント様に出会いました!
泰道さんは「次の仕事につなげること」を意識して初めての実案件に臨んでいたそうです。
これからやっていきたいことや自分の得意も考えた上で、お稽古サロンを運営している方にSNSで営業をして初めての実案件を獲得されました。
制作したホームページはクライアント様に気に入っていただくことができて、次のお仕事につながっていったとのことでした。
当時はWebデザインに関連したコミュニティはほとんどなく、頼れる場所はスクールのみ!
スクールを使い倒すくらい、先生を頼ってわからないことを解決していたんですね。
妊娠・出産・育児とWebデザイナーの仕事を両立するコツ
女性のライフイベントと仕事を両立するコツはありますか?
自分が出向く仕事を減らし、チームで仕事を共有するスタイルに変えていきました。パートナーや家族の存在が大きいです。
泰道さんは30歳で子どものことを考えたいと思っており、それまでは仕事に集中されていたそうです。
遅くまで講師業をしていた時期もありましたが、忙しくなり過ぎてしまったとのこと。
妊娠が発覚したこともあり「身体を運ぶ仕事」を減らして、自分がいなくてもチームの誰かが仕事を把握している状態をつくっていったことが大きなポイントでした。
パートナーや家族は体調を崩していた時期を知っていたことから、自由にやりたいことへ突き進むことを応援してくれているそうです。
やりたい仕事に向き合い、ライフイベントが重なる時期は身近にいる存在の理解がとても大きいんですね。
まとめ:自分の価値観を大切にしながら、キャリアチェンジしていく
今回の対談で泰道さんは「自分はどうしたいのか」を常に考えて、Webデザイナーの仕事や働き方を模索してきたと感じました。
自分の価値観を大切にしながら、Webデザインのスキルを身につけて「私らしく働く」を叶えていきたいですね!
Webデザイナーの働き方は多種多様だと話す泰道さん。
お客様と話すのが合っているのか、デザインに集中したいのか、なりたい働き方の解像度を上げていきましょう!「私らしく働く」スタイルにたどり着けます!
泰道さん、ありがとうございました!
Webデザイナー / 株式会社CORELILY代表
泰道ゆりかさん
1989年生まれ、千葉県出身。立教大学卒業後、銀行に就職。OL3年目を迎えた時に自身のキャリアについて悩んだことをきっかけに、「”好き”を仕事にして、会社や環境に縛られない働き方を実現したい」と考え、28歳の時にWebスクール・デジタルハリウッドSTUDIOに通った後、未経験からフリーランスWEBデザイナーへ転身。女性起業家に向けたホームページ制作サービスを中心に活動し、講師業も行う。講座の累計受講者数は1,500名以上。独立4年目に株式会社CORELILY設立。
現在は1歳の娘の子育てをしながら、Web制作事業と、自立した働き方を目指す女性をサポートする講座やコミュニティの運営を行う。